国交省「地域のニーズに応じたバス・タクシーに係るバリアフリー車両の開発(その2)」

 国土交通省メールマガジンより抜粋

 

 本格的な高齢化社会を迎え、高齢者・障害者等の円滑な移動手段としてバスやタクシーの重要性が高まっているなかで、普及しやすいよう低コストで乗降や立着席しやすいなどの高齢者・障害者に優しい車両の開発・普及が求められています。

 国土交通省では、車両開発に係る技術的課題やコスト等を踏まえ、地域や輸送形態に応じたバリアフリー化されたバス・タクシー車両の開発・改良・仕様の標準化を図ることを目的に、平成20年度から3ヶ年に渡り、高齢者、障害者等のニーズやバス事業者へのアンケート調査を行うとともに、実車や実車模型等を用いつつ、学識経験者、障害者、運送事業者、自動車メーカー等の関係者間で検討を重ね、報告書をとりまとめました。

<報告書の概要>
●ノンステップバス
 3~5年後のノンステップバス(中期対応ノンステップバス)が目指すべき方向性についてとりまとめ。

  • 都市型・郊外型に分類し、それぞれに求められる特性に応じて、シート配列を設定
  • 反転式スロープの採用により、車いす乗降用スロープ設置を簡易化
  • 巻き取り式ベルトの採用により、車いすの固定の簡易化
  • 高齢者等の乗車性に配慮し、優先席を前向きに配置 等

●バリアフリー対応乗合タクシー
 車いす用リフトの設置、座席の配置の見直し等によりコストを抑えつつも障害者、高齢者が利用しやすい乗合タクシーのガイドラインを策定。
(既に、一部のメーカーよりガイドラインに沿った実車が発売。)
●ユニバーサルデザインタクシー
 現時点で実現可能な、様々な人にとって利用しやすい構造を有するユニバーサルデザインタクシーのガイドラインを策定。

  • より良いユニバーサルデザインタクシーの普及を後押しするため、ガイドラインに沿っており、構造的に優れたユニバーサルデザインタクシーを国が認定する制度を創設する必要性。
  • 車いす利用者でも利用可能なタクシーであることを表すため、タクシーの外部にユニバーサルデザインタクシーであることを示すマークを表示する仕組みを創設する必要性。(既に一部のメーカーより、ガイドラインに沿った実車が発売。)


 今後、報告書の趣旨を踏まえ、認定制度の創設等、バリアフリー車両の普及
に努めることとします。


 ■地域のニーズに応じたバス・タクシーに係るバリアフリー車両の開発
  http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000003.html

 

⇒「交通労連ニュース」へ戻る

 

交通の安全と労働を考える市民会議
ブラッシュアップ講習(運転免許保有者を対象とする安全運転講習)
警察庁:みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」
国民民主党
ろうきん-全国労働金庫協会