第1回中央委員会を開催しました

 交通労連は2016年度の第1回中央委員会を1月19日に、東京都・中央区「ホテルマリナーズコート東京」で開きました。

 中央委では、
① 新加盟組合の承認について
② 2016年度春季生活闘争方針について
③ 役員の補充選出について
④ 第24回参議院議員選挙必勝決議について
⑤ 功労者表彰について
――など五議案を原案通り可決しました。

第2号議案の2016年度春季生活闘争方針では、「賃金要求の基準は『年収の引き上げ』に向けて、それぞれの業種実態を踏まえた取り組みを展開し、業種横断的な賃金の確立と底上げをめざす」との闘争方針を決めるとともに、山口中央執行委員長を委員長に中央執行委員全員で構成する中央闘争委員会を発足させました。

 清水副中央執行委員長の開会のあいさつで始まり、議長団に西川淳(中部地方総支部・近物レックス労組)、松田和也(関西地方総支部・大阪ハイタク連合会)の両中央委員を選出しました。

悪質な事業者が起こした事故に憤り

 冒頭、主催者を代表してあいさつに立った山口中央執行委員長は、寒波の到来で交通機関の遅れが発生している中、参集いただいた組合員に対して感謝の意を述べた後、

「多数の死傷者を出すバス事故が発生した。決められたルールを守らず、低廉な料金設定の結果、悲惨な事故に繋がっており、改めてコンプライアンスを守り、安全を担保するためには、適正な運賃の収受が必要なことが社会的に認識された。これまで多くの国の会議で経済的な規制緩和については反対しないが、安全に起因する社会的な規制は強化していかないといけないと訴えてきた。今回の事故の関係者はわれわれの組織ではないが、コンプライアンスの遵守や安心・安全に業界や労働組合が取り組んでいる中で、旅行業者も含めた一部の悪質な事業者により、多くの死傷者を出す事故が発生してしまった。われわれは現場の仲間の声を訴え、全員で今回の問題について解決していかないといけない」と訴えました

 また、政治について触れ、「われわれは反共産・非自民の立場であり、若い方の中では今の民主党に対して様々な思いがあるのは承知しているが、われわれの政策を推進していくためにも、これまで支持してきた交通運輸政策研究会(交通労連議員懇談会)のメンバーを中心に、連合とともに支援していく。今夏の参議院選挙では、全国比例でUAゼンセンのか『川合たかのり』氏を選挙区では労連議員懇のメンバーの推薦を決定している。支持者カードなど全力で支援していく」と来るべく選挙に向けて総力を挙げて協力していくことを確認しました。
 さらに、春闘についても触れ、「われわれは月例賃金だけでなく、組合員の努力に報いるため、様々な労働条件の向上に取り組むとしている。交通運輸産業は労働力不足という大きな問題を抱えており、労働力不足解消に繋げるためにも労働諸条件の向上に取り組んでいただきたい」と述べました。

 続いて、幸田和雄・運営委員会委員長(関東地方総支部・三陽自動車労組)の資格審査報告を受けたあと、一般活動報告・会計報告(伊藤会計)および監査報告(吉牟田監査委員)など各種報告事項が行われ、承認されました。

新役員に成田義慰氏(プリヴェ運輸労組)を選出

 議事に入り、第1号議案の「新加盟組合の承認」は、貫組織部長が提起され、3組合の加盟を承認しました。

 第2号議案の「2016年度春季生活闘争方針」は鎌田調査部長が提案し、「賃金要求の基準は雇用の維持・安定、労働条件の向上をめざし、年収の維持・回復、向上を基本に業種実態を踏まえた取り組みを展開する」とした方針を説明し、満場一致で決定しました。

 第3号議案は「役員の補充選出」では、貢博之・役員候補者推薦委員会委員長(九州地方総支部・全九州産業交通労組)が、これまでの経緯と推薦作業について説明。労連の中央執行委員の斎藤光男氏(関東地方総支部・グリーンキャブ江井戸川労組/選出単位=関東地方総支部)の退任に伴い、これまでトラック部会選出であった中央執行委員に栁澤孝司氏(関東地方総支部・関東西濃運輸労組)を関東地方総支部選出へ選出単位を変更し、トラック部会として新たに成田義慰氏(トラック部会・プリヴェ運輸労組)を選出、満場の拍手で確認しました
 就任のあいさつに立った成田新中央執行委員は、「一生懸命努めてまいりたい」と抱負を述べました。

推薦した候補予定者の全員当選に向け 第24回参議院議員選挙必勝決議を確認

 第4号議案「第24回参議院議員選挙必勝決議」では、手水政策部長が、「比例代表選挙はUAゼンセン組織内候補『川合たかのり』氏の推薦を決定している。『川合たかのり』氏の当選に向け、組織の総力を挙げ取り組むものとする。また、選挙区においても、労連議員懇談会メンバーをはじめ労連が推薦した候補者全員の当選をめざし取り組む」との決議を読み上げ、満場の拍手で採択した。

 第5号議案「功労者表彰」では、これまで長年にわたり労連運動に功績のあった中西邦光氏(北海道地方総支部・太平自動車労組)に山口中央執行委員長より表彰盾と記念品を手渡した。
 引き続き、「2016年度春季生活闘争標語の募集」について、最優秀賞「強い絆と強い意志/労使で築け/我らの未来」(川向正巳氏/軌道バス部会・北海道中央バス労組)に賞状と記念品を贈りました。

 最後に山口委員長の音頭で「ガンバロウ三唱」を行い、終了した。
 当日配付しました報告議案書は「2016年度第1回中央委員会・報告議案書」(組合員限定ページ)からダウンロードできます。

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