【国交省】バリアフリー法に基づくバリアフリー化の進捗状況について

 国土交通省は高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)に基づく公共交通事業者等からの移動等円滑化実績等報告(平成22年度末における公共交通機関のバリアフリー化の状況)を発表しました。

 

<概要>

公共交通機関におけるバリアフリー化の進捗状況〈ポイント〉
(1)全旅客施設

  • 段差の解消 85.5%(平成21年度末より約 8.3ポイント増加)
  • 視覚障害者誘導用ブロック 97.1%(同約2.4ポイント増加)
  • 障害者用トイレ 83.2%(同約8.1ポイント増加)

(2)車両等

  • 鉄軌道車両 49.5%(平成21年度末より約3.8ポイント増加)
  • ノンステップバス 27.9%(同約2.1ポイント増加)
  • 福祉タクシー 12,256台(同1,091台増加)
  • 旅客船 18.1%(同約0.1ポイント増加)
  • 航空機 81.4%(同約11.2ポイント増加)

 平成23年3月31日に基本方針を改正し、平成32年度末までに、1日当たりの平均的な利用者数が3,000人以上の全ての旅客施設について、原則としてバリアフリー化を実施する等の目標を掲げています。

 

詳しくは国土交通省「バリアフリー法に基づくバリアフリー化の進捗状況について」をご確認ください。

 

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