【政策コラム】掲げた政策の実現に向けて

 第18回統一地方選挙が告示、現在選挙戦が繰り広げられている。交通労連は、この選挙に向けて3人の組織内議員の当選をめざし、全国各地で取り組みを進めている。
 新潟県議会選挙には、上杉知之氏(2期目)、札幌市議会選挙には福士勝氏(8期目)を擁立。4月12日が投開票となっており、この新聞が届く頃には結果が出ていよう。二人の「吉報」を祈るところである。
 また、後半戦の延岡市議会選挙には早瀬賢一氏(3期目)を擁立。26日に投開票される。トラック部会の広域組織を中心に、当選に向けて関係各位のご協力をお願いしたい。

 われわれの掲げた政策を実現させるためには、1人でも多くの組織内議員が必要になる。先般、交通運輸政策研究会の総会を開いたが、メンバーの再構築を確認し、今後は業種別研究会を中心に、諸課題解決に向けて進めていくことを確認した。
 現在、2016年度の政策制度要求の共通事項などの要求項目について策定中である。議員懇談会でも提起したが、国土交通省と厚生労働省に共通する課題で、「労働力不足」への対策が急務だ。国交省ではPTや各種検討会で運転者不足への対応について協議してきたが、未だ具体的な解決策には至っていない。二種免許取得に際する助成措置の拡充も不可欠であり、また、運転者の健康管理=安全対策も重要な施策だ。
 今後さらに内容を精査し、政策委員会に提起したい。

(執筆:労連政策部長)

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